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”いたましい” は、”もったいない”
私もよく使ってる”いたましい”。
標準語だと、『悲惨な』『目をそむけたくなるような』そんな事件が起きた時、『いたましい事件』などという言い方をしますね。
北海道では、その他に”もったいない”という意味でも”いたましい” を使います。
例えば、ずいぶん昔に買った、お気に入りの洋服。でも、サイズが変わってもう着られない・・けど捨てるにはもったいない。
そんな時は、必ず言っちゃう、「だって、投げんの(捨てるの)いたましいっしょ」
それから、例えば子供の頃に趣味で集めた切手。もう押し入れのこやしになっちゃってる。誰かが欲しいって言ってもさ、
「いたましいからあげられないもん」
こうして考えてみると、”もったいない”そのものには、愛着があるんだね。
『まだ使えるからもったいない』というのではなくて『大切だったものだからもったいない』
ではないのかな・・と私は思います。
方言を標準語に直しちゃうと、やっぱしどこか、気持ちの部分が消えちゃうね。
方言が使われなくなっていくことは、ほんと、いたましい。
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「これ投げるのはいたましい」って絶対に内地の人にはわからんべね!
正しい北海道弁を若い世代に継承していかんとならんね!
若者たちよ!いいふりこくんでない!
胸を張って北海道弁ばしゃべるべや!
秀じいさんへ
まったくもってその通りだべさ!
いいふりこいたって、いつかはバレる。
道産子の誇りを持って、内地に行っても、「これ投げるのはいたましい」っと言って下さいまし。